危険物取扱者のうち甲種は受験資格に制限があるものの、乙種、丙種は受験資格に制限がないため、だれでも受験可能です。甲種の受験資格を得るために、早めに乙種4類をとって、実務経験2年を積んだり、乙種を4種類取得したりする方もいるようです。
受験の際には、消防試験研究センターのページで確認をお願いします。
危険物取扱者 受験資格
実施団体
都道府県知事が認定団体、
実施団体は、一般財団法人消防試験研究センター
一般社団法人消防試験研究センター
危険物取扱者免状の種類
乙種は第1類から第6類まで存在する。引火性液体の需要が高いため、乙種4類の受験者が多くなる。
免状の種類 | 危険物の種類 |
---|---|
甲種 | すべての危険物 |
乙種 | 第1類 酸化性固体 |
乙種 | 第2類 可燃性固体 |
乙種 | 第3類 自然発火性物質及び禁水性物質 |
乙種 | 第4類 引火性液体 |
乙種 | 第5類 自己反応性物質 |
乙種 | 第6類 酸化性液体 |
丙種 | 引火性液体 |
受験資格
甲種
- 大学卒等
- 15単位
- 実務2年
- 4種類
- 学位
- 上記に準ずるものとして、消防庁長官が定める者
乙種、丙種
誰でも受験可能
試験時間と試験科目
甲種
五肢択一式
試験時間150分
危険物に関する法令:15問
物理学及び化学:10問
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法:20問
乙種危険物取扱者試験の場合は、「基礎的な」物理学及び「基礎的な」化学であるが、甲種は物理学及び化学となり、難しくなる。
乙種
五肢択一で、試験時間は120分
危険物に関する法令:15問
基礎的な物理学及び基礎的な化学:10問
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法:10問
丙種
四肢択一式
試験時間 75分
危険物に関する法令:10問
燃焼及び消火に関する基礎知識:5問
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法:10問
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